アドバイザーメッセージ 石倉 洋子

“世界がconnectされ、進むと思われていたグローバル化が、コロナや紛争などで危うくなっている今、アバターインの役割はさらに増大”

アバターインの壮大なプラン。規模は大きいが、将来の展望が見えにくい航空会社と、起業家スピリットに溢れるメンバーの組み合わせという画期的な試み。
ANAの資産や資金、ネットワークと、イノベーションの鍵であるすばやい意思決定とアジャイルなアクションを両立しようと分社化。対立・分断への道を進みつつある世界への大胆な挑戦。デジタルでは遅れをとる日本から発したイノベーション・モデルになる可能性に期待しています。

石倉 洋子

一橋大学名誉教授 / 専門は、経営戦略、競争力、グローバル人材。バージニア大学大学院経営学修士(MBA)、ハーバード大学大学院経営学博士(DBA)修了。1985年からマッキンゼー・アンド・カンパニーでコンサルティングに従事した後、1992年 青山学院大学国際政治経済学部教授、2000年 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授、2011年 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。資生堂、積水化学社外取締役などを歴任。デジタル庁初代デジタル監。世界経済フォーラムのNetwork of Experts のメンバー。「グローバル・アジェンダ・ゼミナール」「SINCA-Sharing Innovative & Creative Action-」など、世界の課題を英語で議論する「場」の実験。主な著書に、『戦略シフト』(東洋経済新報社)、『世界で活躍する人の小さな習慣』(日ビジネス人文庫)、「タルピオットーイスラエル式エリート養成プログラム」(共著 日本経済新聞出版社)、『グローバルキャリア』(東洋経済新報社)、『世界級キャリアのつくり方』(共著、東洋経済新報社)など。

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