アドバイザーメッセージ 尾形 哲也

“近年、ディープラーニングは、画像、音声、自然言語だけでなく、ロボットへの応用研究が大きく進展。”

新しい知能化技術と産業サービスが生まれつつあります。この技術を遠隔操縦ロボット(アバター)に適用することができれば、人間がアバターと繋がる際に必要な身体的スキルを補完でき、その応用可能性を大きく広げることができると期待できます。また逆にアバターと繋がった人間の行為やコミュニケーションの”経験(データ)”をディープラーニングの学習に活用することで、更なるロボットの知能化研究にも繋がると考えています。

尾形 哲也

早稲田大学基幹理工学部教授/ 1993年、早稲田大学 理工学部機械工学科卒業。日本学術振興会特別研究員、早稲田大学助手、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員、京都大学大学院情報学研究科 准教授を経て、2012年より早稲田大学基幹理工学部表現工学科教授。2009年から2015年まで科学技術振興機構さきがけ領域研究員、2017年より産業技術総合研究所人工知能研究センター特定フェロー(ジョイントアポイントメント)。専門は認知発達ロボティクス,ディープラーニングによるロボット知能化。2013-2014年日本ロボット学会理事。2016-2018年人工知能学会理事。2017年より日本ディープラーニング協会理事。

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