経営陣メッセージ 深堀 昂

“人類が瞬間移動できる世の中へ”

avatarinは、人類が瞬間移動できる社会インフラ構築に挑戦しています。アバターという遠隔操作ロボットを世界中に設置し、パソコンやスマートフォンなどから自由にアバターイン(遠隔操作ロボットに接続すること)することで、自らの意識と存在感を伝送して瞬間移動体験­を実現します。 デジタルの利便性とリアル空間が持つ影響力を活かした新たな移動手段です。
自らの意思やタイミングで好きな場所にアバターインすることで、遠く離れた場所であっても気軽に訪れることができます。例えば、遠隔医療や離れた家族の見守り、テレワーク等の活用だけでなく、辺鄙な場所にある博物館や店舗においても、距離や時間の壁を越え、多くの人がアバターインして訪問する時代になると考えています。物理的な移動が困難な方や移動時間がない方にも気軽にご利用いただける移動手段を目指しています。
リアルとデジタルを融合させ、人類があらゆる制約を越えて自由に移動できる世の中を、同じ志を持つ世界中の方々と共に実現してまいります。

深堀 昂

avatarin株式会社 代表取締役CEO
2008年に、ANAに入社し、パイロットの緊急時の操作手順などを設計する運航技術業務や新たなパイロット訓練プログラム「B777 MPL」立ち上げを担当するかたわら、新たなマーケティングモデル「BLUE WINGプログラム」を発案、Global Agenda Seminar 2010 Grand Prize受賞、南カルフォルニア大学MBAの教材に選出。その後エアライン初となるマイレージを活用したクラウドファンディングサービス「WonderFLY」などを発案。
2014年より、マーケティング部門に異動し、ウェアラブルカメラを用いた新規プロモーション「YOUR ANA」などを企画。
2016年には、XPRIZE財団主催の次期国際賞金レース設計コンテストに梶谷ケビンと共に参加し、アバターロボットを活用して社会課題解決を図る「ANA AVATAR XPRIZE」のコンセプトをデザインしグランプリ受賞。2018年3月に開始し、約4年間にわたる82カ国、820チームをこえるアバタームーブメントを牽引。
2018年9月、JAXAと共にアバターを活用した宇宙開発推進プログラム「AVATAR X」をリリース、2019年4月、アバター事業化を推進する組織「アバター準備室」を立ち上げ、2020年3月末にANAを退職。
2020年4月にANA発スタートアップ 「avatarin株式会社」を梶谷ケビンと共に創業。
2021年、avatarin社の事業モデルがハーバード・ビジネス・スクールの教材に選出。
2022年、第4回日本オープンイノベーション大賞 内閣総理大臣賞受賞、第5回 宇宙開発利用大賞 総務大臣賞受賞。
2023年、経済産業省が主導するスタートアップ企業の育成支援プログラム「J-Startup」に選出。

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