アドバイザーメッセージ 中須賀 真一

“私がこれまで研究開発をしてきた「宇宙」。”

そこは人工衛星が地球観測や宇宙科学により我々の生活や知識を向上させてくれる場であると同時に、やがては、人類が生活し新たな進化のステージとなる世界でしょう。だからこそ、人間はそこに強いロマンと憧れを感じるのです。しかし、現段階では人が宇宙に行くことの費用や危険性は大きく、多くの人がその魅力を享受する時代になるにはまだ何年もかかると思われます。アバターはそんな世界と人間をつなぐツール。この革新的な技術によって、やがて始まる宇宙生活時代に先駆けて宇宙での活動を疑似体験できるのです。まだ見ぬ世界へ行ってみたいという好奇心、人類の進化をドライブしてきたこの心からの思いにavatarinがどう答えを提供するのか。心より期待するとともに、私も精一杯応援したいと思います。

中須賀 真一

東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授/ 1983年東京大学工学部卒、1988年東京大学博士課程修了、工学博士。同年、日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所入社。1990年より東京大学講師、助教授を経て、2004年より航空宇宙工学専攻教授。日本航空宇宙学会、SICE、IAA等会員, IFAC元航空宇宙部会部門長、UNISEC元理事長、およびUNISEC-GLOBALは設立時より委員長。超小型人工衛星、宇宙システムの知能化・自律化、革新的宇宙システム、宇宙機の航法誘導制御等に関する研究・教育に従事。世界初のCubeSatを含む超小型衛星12機の開発・打ち上げに成功。政府の宇宙政策委員会委員。

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