北九州空港にてアバターロボットを活用した施設案内の実証を実施します

News Release

2025.02.17

avatarin株式会社
北九州エアターミナル株式会社

北九州空港にてアバターロボットを活用した施設案内の実証を実施します

 

ANAホールディングス発のスタートアップであるavatarin株式会社(代表取締役CEO:深堀 昂、以下:avatarin(株))は、北九州空港を運営する北九州エアターミナル株式会社(代表取締役社長:鮎川 典明、以下:北九州エアターミナル(株))の協力を得て、avatarin(株)が2023年に採択された国土交通省特定新技術補助金「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金事業)」※1のもと、北九州空港にてアバターロボットを活用した案内業務の実証を行います。

 

本実証は、空港の案内を必要とする利用者の多い日中の時間帯に、遠隔地にいるオペレーターがアバターロボット「newme(ニューミー)」を介して案内業務を行います。オペレーターが実際に空港にいることなく遠隔地から案内対応を実施することで、将来懸念される人手不足などに対応できる環境の構築に向けた検証を行うことを目的としています。

 

◆実証概要

日時: 2025年2月26日(水)〜3月6日(木) 10:00〜16:00
※2025年3月1日(土)、2日(日)は実施なし
アバター設置場所: 北九州空港 ターミナルビル1階 総合観光案内所前(福岡県北九州市)
アバター操作場所: avatarin(株)オフィス(東京都中央区)
実証内容: ・アバターロボットを活用した案内業務の空港業務に対する導入可能性の検証
・通信の接続性を含むアバターロボットの安定稼働の確認
・アバターロボット運用の業務負荷の検証
・次年度に向けた課題抽出
各社役割: avatarin(株)           実証企画・運営、全体管理、アバター技術の提供
北九州エアターミナル(株)          実証フィールドの提供、実証サポート

 

◆本実証の背景

北九州空港は、福岡県内の2つ目の空港として、2006年に開港した24時間運用可能な海上空港です。その主な特徴と強みとして、深夜・早朝便の運航や国際貨物便の柔軟な発着が可能であることが挙げられます。また、アジアの主要都市に近接し、国際線就航に適した地理的優位性を持っており、国際貨物便の拠点としても機能しています。

一方で、早朝・深夜の時間帯において、シフトなどの問題から案内業務を提供することが困難であるといった課題を抱えています。

そこで、avatarin(株)が独自開発したnewmeを活用し、案内対応を必要とする利用者の多い時間帯に、遠隔地にいるオペレーターがnewmeを介して業務を行います。これにより、混雑時またはスタッフが不在の早朝・深夜の時間帯に案内業務ができる環境の構築を目指し、その可能性を検証します。

本実証を経た先には、他の空港からのリソースシェアや自宅からの業務を可能にすることで、どこからでも働ける環境による人手不足の解消へと繋げていきます。

 

 

※1 avatarin Webサイトより
国土交通省中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金事業)空港分野に採択されました
https://about.avatarin.com/info-news/news-release/8101/

 


 

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