Column
2024.01.16
有名人によるイベントでの集客等のアバターロボット「newme」の活用レポート
-2023年度あいちデジタルアイランドプロジェクト「newmeを活用した実証」第三弾-
第三弾は、アバターロボットを活用することにより、有名人がその場にいるかのようにイベントを盛り上げ、集客を行うことを目的として、吉本興業株式会社のご協力のもと、『クリティカルヒット!』でお馴染みのよしもと芸人「Everybody」の「タクトOK!!」様と「かわなみchoy?」様に愛知県で開催されたイベントに東京から遠隔で参加していただき実証を行いました。
本実証では、Everybodyのお二人が、東京都日本橋の弊社のオフィスから約300km離れた愛知県国際展示場(常滑市)で開催された高校生のロボット競技イベント「第2回高校生ロボットSIリーグ※」の会場に設置したアバターロボット「newme(ニューミー)」を遠隔操作し、出場者や来場者とのコミュケーション等を行いました。
※第2回高校生ロボットSIリーグのリンク:https://sileague.aichi.jp/
当日の操作側と会場側の様子をご紹介します。
Everybodyのお二人にnewmeの操作方法をレクチャーすると「ゲーム感覚で面白い!」と、すぐに操作に慣れていただけたご様子でした。
Everybodyのお二人が、愛知県の会場に設置したそれぞれの衣装カラーのクッションを身に纏ったnewmeにアバターインします。
「みなさんこんにちはー!東京から入っています!」
「わあ!本当に会場にいるみたい!」
来場者の方とコミュニケーションをとりながら会場内を走行していきます。
会場側には写真を撮る方やEverybodyのお二人と会話ができて嬉しそうな学生さん、嬉しさのあまり泣き出してしまうお子様もいらっしゃいました。
本イベントで最優秀賞を受賞した岐阜県立岐阜工業高等学校と、優秀賞を受賞した愛知県立愛知総合工科高等学校のブース訪問では、Everybodyのお二人がロボットの制作期間や特徴を質問して会話をしたり、高校生が制作されたロボットを直近で見たりしていただくこともできました。
newmeを通じて人の存在感や温かみを遠く離れた場所にいる方にお届けできたこと、出演者にとっては現地に行く都合がつきづらい場合においても、仕事が可能になることなど、アバターロボットの可能性をさらに見出せた実証となりました。
本実証にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。