「avatar MICE」始動!アバターを使った初めての国際イベント体験レポート

Column

2020/9/30

「avatar MICE」始動!アバターを使った初めての国際イベント体験レポート

三井不動産様にご協力の下、弊社で取り組みを開始した「avatar MICE」の初めての実証を、金融庁と日本経済新聞社が主催するBG2C FIN/SUM BB(会場:室町三井ホール&カンファレンス)で8月24日、25日に行いました。

新型コロナウィルスの影響で、これまでのように人が大勢集まってのイベントの開催が困難となり、完全オンラインでのイベントの開催が増えていっているところです。しかし、オンラインイベントでは、これまで重視されてきた「ネットワーキング」や「偶然の出会い」という要望をイベントで満たすことができません。

我々は、アバターロボットをイベントで活用することによって、「ネットワーキングの場」や「偶然の出会いの場」をイベントの中で実現できることを目指して、「avatar MICE」というコンセプトで進めているところです。

そこで、今回は、BG2C FIN/SUM BBのイベントにアバターロボットに5台設置し、海外からの講演者、オンライン視聴者やメディアパートナーの方々に、日本橋に設置したアバターロボットを遠隔操作してもらい、日本橋の会場に参加頂いている方々と質疑応答を行って頂いたり、ロボットで会場を見て回って頂いていたり、アバターロボットに入っている人同士でお話をして頂いたりと様々な形でご利用いただきました。

 

◆会場を移動しながら、講演者が、参加者に講演内容に関する質疑応答して頂いている様子

 

アバターロボットで参加頂いた方からは「知っている人に久しぶりに会えて嬉しいです」や「実際にそこにいる気がする。想像していた以上に操作が簡単」といったコメントをいただきました。

一方で、会場でアバターロボットに取材を受けた方からは「立ったまま相手の顔を見て、取材を受けることができて、臨場感のある取材だった気がする」とのコメントをいただきました。

 

◆講演者が、テレビ取材を受けている様子

 

アバターで動き回って、会場で参加している方と偶然久しぶりにお会いして、笑いながらお話をされている姿やアバターロボット同士で自己紹介や会話をされている姿を見て、ニューノーマルな国際イベントが実現できると確信できました。

今後は10台以上のアバターロボットを同じ空間で動かして、ワークショップを実施したりする等、多くのアバターロボットを同時に動かす実証を進めていきたいと思います。

 


 

アバターロボットを操作して頂いた皆様、日本経済新聞の皆様、三井不動産の皆様、

本当にありがとうございました。

世界中で開催されるイベントに自分の好きな時間に好きなところから参加できる社会の実現を目指します。

次回もお楽しみに!

 

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