Column
2023/2/9
小松市との共同によるアバター活用の取り組みレポート part5
~サイエンスヒルズこまつ科学クラブ様 茨城県JAXA筑波宇宙センター編~
石川県小松市では、アバターロボットを用いた地域の課題解決やサービス創出を目指した様々な分野での実証に取り組んでおり、その中で弊社のアバターロボット「newme」を市民の皆さまに色々な場面で活用していただきながら実証を行っております。
本体験レポートでは、サイエンスヒルズこまつ科学クラブの子供たちを対象に行ったアバター体験イベントの様子をご紹介いたします。
放課後になると、小松市にあるサイエンスヒルズこまつに学校終わりの生徒さんが続々と集まってきました。
サイエンスヒルズこまつの科学クラブは、県内の様々な小学校から集まった5-6年生が所属する大人気のクラブです。
この日は、19名の生徒さんが集まったところで、放課後のクラブが始まりました!
今日はアバターロボットを操作しながらのJAXA筑波宇宙センター展示館「スペースドーム」の遠隔見学の日です。
まずは、アバターロボットの「newme」を目の前で動かしてみましょう!
「newme」の動きにみんな興味津々。
「newme」の首を上げたり下げたりして、お辞儀ができることも覚えました!
動かし方を覚えたところで、お待ちかねのスペースドームにアバターイン!
宇宙に詳しいJAXAの元職員の解説員さんが一つ一つ丁寧に説明しながらスペースドームを案内してくれました。
2人1組で順番に「newme」を操作して、解説員さんと一緒に実物大の人工衛星や本物のロケットエンジン、「きぼう」日本実験棟の実物大モデルなどを見て回りました。
「実はここに実際に宇宙に行くために作られた人工衛星があります。」
「今まで作られてきたロケットにはNIPPONと書かれていて、最新のロケットにはJAPANと書かれているのが見えますか?理由は・・・」などなど、「newme」を動かしながら解説員さんとお話しをして、宇宙への知識が深まっていきます!
「これが最新の技術で作られたロボットか~!」というコメントも!「newme」を動かしながら今回の体験を楽しんでくれました。
別室では、壁一面に宇宙服やロケットの模型の映像が映し出されて大迫力!
実際にみんなでJAXA筑波宇宙センターへ行ったような体験ができました。
最後の質問タイムでは、解説員さんに聞きたいことがたくさん!
「宇宙で焼きおにぎりは食べられますか?」などのわくわくする質問も出てきました。JAXAで宇宙食を専門にされていた解説員さんから、しっかりとした回答をいただきました!
初めてのアバター体験は、楽しくてあっという間の1時間でした。
たくさん宇宙のことを教えてくれた解説員さんにみんなでお礼の挨拶をして、今日の体験は終わりました。
終わった後には、JAXA筑波宇宙センターに実際に行ってみたくなった!とのこと!
今度はリアルな移動で、解説員さんに会いに行けるといいですね!
今日のこの体験が、みなさんの宇宙への興味をさらに深くしてくれる時間になってくれると嬉しいです。
本イベントにご協力・ご参加いただいた皆さまに深く感謝申し上げます。