株式会社キャリアボット

カウンセリング

株式会社キャリアボット 様

キャリアセンターでの学生の遠隔サポート

株式会社キャリアボットは、日本の大学キャリア教育のパイオニアである、株式会社岡崎人事コンサルタントの新規事業プロジェクトとして発足しました。AIを活用したキャリア支援サービスを主に提供しており、2017年には日本で初めてキャリア支援特化型チャットボット(Career Bot)を開発しました。今回は、AIを活用したキャリア支援サービスを主に行う「CAREER BOT」の代表・岡崎浩二さんと、newmeを設置した東京女子大学のキャリア・センター主任、村石隆造さんに話を伺いました。
(取材:2023年2月)



――東京女子大学では、どのような取り組みを行なっていますか?

岡崎さん「東京女子大学は弊社のクライアントで、10年以上前から在学生向けにセミナーやカウンセリングを担当してきました。コロナ禍には、いち早くチャットボットやVRを活用した面接練習を取り入れるなど、デジタルへの理解がとても深く、兼ねてから興味のあったnewmeの貸し出しキャンペーンを知った際に、東京女子大学は興味を持ってくれそうだなと思い、導入を提案しました」

村石さん「岡崎さんとは付き合いが長く、とても信頼しているので、提案を受けて即決しました。ここ数年で社会の動きは一層早くなり、従来のサービスが今まで通り有効だとは思えなくなってしまった。新しいことにどんどん挑戦しなくてはいけない!と僕自身も痛感していたので、良いキッカケだなと感じました」

――newmeについて、導入前はどのような知識・イメージがありましたか?

岡崎さん「遠隔操作ロボットを介して対話する、というアイデアが面白く、チャットやメール、zoomなどとは違った体験ができそうだなとワクワクしました。また、ANAグループ会社が作っているという点で、システムはもちろん、サービスやサポート面がしっかりしていそうだな、という安心感がありました。本格的に導入する前に操作体験に参加したところ、オフィスの通信環境で問題なく使えたことや、操作の簡単さに感動し、より興味を持つようになりました」

――実際にnewmeをお使いいただいた上での感想を教えてください。

岡崎さん「newmeを東京女子大学のキャリア・センターに設置し、僕は校外からアクセスして学生のカウンセリングを行っています。zoomよりもリアリティがありそうだな、とは思っていましたが、想像以上にコミュニケーションの温かみを感じられました。一番の驚きは、没入感の高さ。自分の意志で動けるため、相手と同じ空間にいるような感覚を得られました」

村石さん「以前はカウンセリングをzoomで行っていたのですが、newmeを導入して、可動性の利点に気付かされました。キャリア・センター内には筆記試験の対策本やイベントのチラシなどが多数あり、newmeとともに、それらを一緒に見て回りながら説明することができます。ただ画面を通じて会話するよりもコミュニケーションの質がグンと上がり、学生の理解も深まるように感じました」



――他社のロボットと比べて、newmeが優れていると感じる点があれば教えてください。

岡崎さん「見た目の可愛さですね。丸みがあり、カラフルで、誰もが親しみやすいデザイン。コミュニケーションを取る際に、相手に安心感を与えることはとても大事ですから。アクセスから操作方法までが一貫してシンプルで、使いやすいところも素晴らしいです」

――newmeを通じて岡崎さんのカウンセリングを受けたという、学生の池田さん。どのような印象を受けましたか?

池田さん「岡崎さんのおっしゃる通り、newmeに向かって話す私にとっても、まるで対面で会話しているような温かみとリアリティがありました。zoomとの大きな違いは、やはり立体感と動くことではないでしょうか。会話を始める前に、岡崎さんが画面を動かして“おじぎ”をしてくださったのですが、それだけで心が和んで話しやすくなりました。私たちの世代は、コロナ禍で約2年間のオンライン授業を経験し、オンライン上で人間関係を築く難しさに悩む学生は少なくありません。newmeには、利便性に加えて、そういった現代の問題を解決する可能性も感じました」



――今後、挑戦してみたいnewmeの活用法はありますか?

岡崎さん「現在はマンツーマンでのカウンセリングに活用しているのですが、相手のいる空間がかなり広範囲に渡って見えるので、複数人のグループに対するセミナーやプレゼンテーションにも使えるなと感じています」

村石さん「実際に会っているような温かみがありながら、アクセスする場所を選ばない、対面とzoomのいいところどりな点が、newmeの最大の魅力だと感じています。オンライン就活の現場では、人間らしさや雰囲気がうまく伝わらないことが議題に上がっており、学生がnewmeを使うことで、問題を解決できるのではないかと考えています。もう一つは、受験生向けイベントでの導入。県外の学生がnewmeを通じてアクセスすれば、移動にかかるコストや時間を大幅に削減することができます」

岡崎さん「確かに、受験生向けイベントは名案ですね。newmeは画面の角度も自由に変えることもできますし。足場の安定感が補強されれば、すぐにでも導入できるのではないでしょうか。僕自身も基礎疾患があるため、コロナ禍以降はzoomやチャットボットのおかげで働けています。newmeが普及されれば、人々がより効率良く活躍できる社会になるはずです!」

――本日は貴重なご意見をありがとうございました。


企業情報
株式会社キャリアボット
https://careerbot.tokyo/

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