大阪大学「超域イノベーション博士課程プログラム」の課題にアバターのプログラムを提供
~アバターロボットがもたらす新たな教育体験をデザインせよ~

News Release

2020/6/5

大阪大学「超域イノベーション博士課程プログラム」の課題にアバターのプログラムを提供
~アバターロボットがもたらす新たな教育体験をデザインせよ~

avatarin株式会社

 

 avatarin株式会社(以下「avatarin㈱」)は、アバター社会実装パートナーである国立大学法人大阪大学(以下「大阪大学」)の実施する「超域イノベーション博士課程プログラム※1」に、課題提供機関として「アバターロボットがもたらす新たな教育体験をデザインせよ」という課題を提供します。

 リアルだけでなく遠隔での繋がりも今後重要となってくるであろうアフターコロナ、ウィズコロナの世の中において、遠隔操作技術によるアバターロボット「newme」を大学教育に導入することを想定した新たな教育体験をデザインすることを目標としたプログラムです。

 

概要

    日 時:         令和2年5月29日(金)~令和3年1月29日(金)の毎週金曜1, 2限を予定

    対 象:         超域イノベーション博士課程プログラムの3年次(博士後期課程1年)

    内 容:         超域イノベーション博士課程プログラム「超域イノベーション総合※2」に課題を提供。
                          課題に取り組むチームは、アバターを大学教育に導入することを想定し、
                          具体的な教育コンテンツとその新規性などアバターによって新たに可能となる教育体験を
                          提案します。提案は、実現に必要なアバターの新たな機能・技術を含め、
                          想定される開発期間は1-3年とし、3-5年以内に実際に大学に導入可能なものに限定します。
                          提案では  アバターの可能性と限界、社会的な意義と課題を見極め、
                          これからの社会に必要とされる教育のあり方を示します。

   当日の様子:   https://tinyurl.com/y9hzmytx

 

 avatarin㈱は大阪大学をはじめとする社会実装パートナーと協力して、リアルだけでなく遠隔も活用した教育体験の新たなありかたを生み出していきます。

     ※1    「超域イノベーション博士課程プログラム」は、大阪大学の研究科に在籍する大学院生の中から選抜された履修生が集い、
              「社会と知の統合」の担い手へと育てるプログラム。5年一貫で「社会と知の統合」を担っていく高度人材を育成していく。

                  http://www.cbi.osaka-u.ac.jp/

     ※2     「超域イノベーション総合」は、社会における実際の問題を取り上げ、状況の理解から問題の定義、その問題に対する解決策
              (フューチャープラン等)の立案に取り組む、6〜9ヶ月の長期プロジェクト演習。
               具体的には、企業/自治体/NPO等の具体的な領域やフィールドをもった課題提供機関が協力している。
               そして、現場観察やフィールドワーク、調査、プロトタイピング、検証をくり返しながら、現在の延長線上にはない
               “新しい価値創出”の提案に挑戦していくプロジェクトである。

 


 

◆avatarin株式会社について

 avatarin㈱は、「アバターを、すべての人の、新しい能力にすることで、人類のあらゆる可能性を広げていく」というミッションを掲げ、2020年4月1日にANAホールディングス発の初めてのスタートアップとして設立されました。
 社会課題解決のために考えた遠隔操作ロボット「アバター」を用いて、意識・技能・存在感を伝送させ、

・リアルな空間で人々が自然に繋がりコミュニケーションや作業を行うことができる汎用的で誰もが
    気軽に使うことができるアバターの開発

・人々が、空間的な制約や身体的な制約を超えてリアルタイムにリアルワールドで繋がり、通常時だけでなく、
    緊急時においても互いに支え合うことができるアバター社会インフラの構築および社会実装

の2点をメインとしてスピーディに行っていきます。
 また賞金総額約10億円の国際賞金レース「ANA AVATAR XPRIZE」を2018年より立ち上げ、81カ国820チームを巻き込みながら新たなアバター市場を形成するためのグローバルムーブメントを先導しています。
     https://www.anahd.co.jp/group/pr/202004/20200401-2.html

 

◆アバターとは

 avatarin㈱が考えるアバターとは、社会課題解決のために考えた遠隔操作ロボットです。ロボティクス、AI、VR、通信、触覚技術などの先端技術を結集し、遠隔地に置かれたロボットをインターネット経由で操作し、意識・技能・存在感を伝送させ、人々が繋がりコミュニケーションおよび作業を行うことができる次世代モビリティおよび人間拡張テクノロジーです。

 

◆avatarin(アバターイン)とは

 「avatarin」(URL:https://avatarin.com/)とは、avatarin㈱が開発した社会に実装されたアバターを誰でも自由に使うことができる世界初アバタープラットフォームです。WEBサイトやアプリから「avatarin」にアクセスする、すなわち“アバターイン”することで、世界中の人々が社会インフラとしてデジタルワールドからリアルワールドに入り、リアルタイムでアバターを自らの身体のように動かし社会参画できるようになります。

 

◆newme(ニューミー)とは

 「newme」(URL:https://avatarin.com/avatar/newme/)とは、avatarin㈱がこれまで行った実証実験の結果をもとに、社会への普及に必要な機能を備えた普及型コミュニケーションアバターです。
自分の分身となる「newme」に存在・意識を伝送することで、物理的な距離を越えたコミュニケーションをはじめとしたあらゆる用途で自分の分身として活用することが可能です。

「newme」ユースケース動画:https://www.youtube.com/watch?v=1cf0fcDp4qo

 

 


 

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