遠隔神社参拝ツアーin石鎚神社 中宮 成就社

Column

2023.8.21

遠隔神社参拝ツアーin石鎚神社 中宮 成就社

愛媛経済同友会と株式会社日本政策投資銀行(松山事務所)のご協力のもと、松山市内のサービス付き高齢者向け住宅「サライ萱町」の入居者の方々と、同じ町内にお住まいの方々に石鎚山の標高1,450mにある石鎚神社 中宮 成就社(以下、成就社)の敷地内に設置したnewmeにアバターインしていただき、神社のご参拝や禰宜さんとの会話をお楽しみいただくツアーを開催しました。

 

コロナ禍の影響で使用することが少なくなった「サライ萱町」食堂フロアに多くの方々が集まってくださいました。

イベントが始まるまでの時間は、現地で成就社まで登ってくるツアー参加者の皆さまを、newme越しに昼食会場である白石旅館の前でお出迎えしました。

 

 

イベント開始時間になったところで、まずはnewmeを回転させて成就社境内をぐるりと見渡しながら成就社の風景や雰囲気を楽しみます!

 

 

初めにガイドの方から神社についてご紹介いただき、参拝時になぜ2礼2拍手1礼をするのか、というお話などを伺った後、newmeの首振り機能を使用して体験者の皆さん全員揃って2礼2拍手1礼をして参拝しました。

 

 

続いて禰宜さんから、成就社にまつわる伝説や神事に関する貴重なお話をしていただきました。石鎚山では登山者とすれ違う際に、相手が下りなら「おくだりさんで」、相手が上りなら「おのぼりさんで」、という独特の挨拶があるようです。ご存知でしたか?

その他にも体験者からは、天狗岳と呼ばれる理由や登山道の鎖場が今も変わらずにあるのかなど、たくさんの質問があり、禰宜さんとのコミュニケーションを楽しみました。

禰宜さんのユーモアが、newmeを通してしっかりと届いたような時間でした。

 

イベントの最後には、神門の中をnewmeで通らせていただきました。
この神門の先には石鎚山頂上までの道が続いているそうです。神門を潜り抜けた直後に見えた、頂上へ向かう道の景色が霧の影響も重なり、とても幻想的な雰囲気でした。

 

 

神門を通った瞬間に歓声が上がり、この日一番の盛り上がりとなりました。

体験者の方からは、「石鎚山は昔登ったことがあって、風景を見たりお話を聞いたりするうちに、だんだんそのことが思い出されてとても懐かしくなった」 や「自分で登頂したような気分がしてよかった」などの嬉しいお言葉を頂戴しました。

 

アバターロボットnewmeを活用し、距離や制約を超えて、地域と人が繋がった心温まるツアーとなりました。

本イベントにご協力、ご参加いただいた方々に深く感謝いたします。

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