Column
2022/1/31
宮崎県:先端ICT社会実装事業体験ブログ~綾中学校編~
宮崎県の先端ICT社会実装事業の採択を受け、株式会社宮崎県ソフトウェアセンター及びANAあきんど株式会社と共に、宮崎県内で弊社の遠隔操作ロボット「newme」を活用した新たな体験により、宮崎県の教育や観光経済を活発化させることを目的とした実証実験を行っております。
本体験レポートでは、宮崎県綾町立綾中学校の1年生を対象に行ったアバター体験イベントの様子をご紹介いたします。
今回は、綾中学校の体育館を使わせていただき、約70名の生徒の皆さんと先生方と一緒に、まずは現地に持ち込んだアバター「newme」2台を代表の生徒数名に交代で操作してもらいました。
初めて目にするアバターに「可愛い」の声をいただきました!
操作にもすぐに慣れて、体験を見守るお友達の周りをスイスイと操作していました。
遠隔地への瞬間移動先として、香川県高松市にある「新屋島水族館」の「newme」に接続し、体験してもらいました!
ガイドを担当して下さった飼育員さんへ「飼育員になったきっかけ」や「毎日のお仕事の内容」などを質問しながら、「newme」で水族館内を移動して海に生息する生物たちを鑑賞しました。
最後に飼育員さんから、「生き物が快適に過ごせるように、小さなことからでも、みんなで環境を守る努力をしていきましょう!」という大切なメッセージもいただきました。
アバターをたっぷりと体験いただいた後は、1グループ6名ほどに別れて、「瞬間移動サービス」のデザインを考える、という課題に挑戦していただきました。
この「newme」を使って、自分だったらどこへ行きたいか、そこにはどんな魅力があって、どんな体験ができるのか、といったことを実現可能不可能を問わず、自由に考えてもらいました。「ディズニーランド!」、「海の中!」、「月!」、「宇宙!」、「ブラックホール!」などたくさんのアイデアが出て来ました。
最後は、グループ代表が一つのアイデアに絞って、全員に向けて発表していただき、全ての予定が終了となりました。
みんなで「newme」にアバターインして、今週はディズニーランドへプチ修学旅行!なんて日は、すぐに来てしまうかもしれませんね!
本実証イベントにご協力いただいた皆さまに深く感謝申し上げます。